SNSやブログで発信をしていると、こんな迷いが浮かぶことはないでしょうか。
「何を投稿すればいいのかわからない」「プライベートの投稿はしていいのだろうか」「仕事のことだけ発信した方がいいのだろうか」。書いているうちに話がまとまらなくなる、記事の締め方がわからない、頑張って書きすぎて疲れてしまう。
私が個人事業主の方から発信のご相談を受ける中で、最もよく耳にする声です。これらは一見バラバラの悩みに見えますが、実は根っこは一つです。
「何を書くか」の前に、整えるべき思考があります。
発信のたびに立ち止まってしまう、その迷いの正体
「プライベートの投稿はしていいのでしょうか」「仕事だけ発信した方がいいのでしょうか」。「プライベートの投稿は誰も興味がない」と考える方もいれば、「日常も発信した方が親近感が出る」と言われて迷う方もいます。
この二つの意見の間を行き来している限り、発信はいつまでも定まりません。
一方で、「ネタが尽きた」「書くことがない」という悩みもよく聞きます。ブログとSNS、内容はどう使い分けるのか。書いているうちに話がまとまらなくなる。記事の締め方がわからない。など。
こうしたご相談を伺う中で感じるのは、「仕事かプライベートか」という悩みも「ネタがない」という悩みも、根っこは同じだということです。判断の基準が、自分の外側に置かれているという点です。
なぜ「何を書くか」で手が止まるのか
発信が止まる原因の多くは、書くネタがないことではありません。「他人にどう見られるか」という意識が強くなりすぎて、手が動かなくなっているケースがほとんどだと感じています。
特に、仕事とプライベートを柔軟に組み合わせながら活動している個人事業主の方ほど、「どこまで出していいのか」という迷いが発信の壁になりやすい傾向があります。だからこそ、テクニックより先に「何のために発信するのか」を整理することが重要だという場合が多いのです。
手が止まる背景には、たとえばイメージしてみてください。渋谷のスクランブル交差点の向こう側に立っていても、よほどの有名人でない限り、誰もあなたの存在に気づいてはくれません。「知ってもらう」「興味を持ってもらう」その前に、まず「気づいてもらう」ことが何よりも重要です。
気づかれなければ、興味を持たれることもありません。だからこそ、無理に書こうとして疲れてしまうより、気づいてもらうための一歩を、無理なく続けられる形で重ねていくことが大切だと感じています
「仕事か、プライベートか」という分け方自体が、迷いを生んでいる
判断に迷うときほど、実は「分け方」そのものが問題を作り出しているケースが多いと私は考えています。SNSの発信も同じです。
多くの方は、一人の人間として家族を持ち、日常を生きている延長線上で仕事をしています。日々大切にしていることや、物事の捉え方。それらはすでに仕事の中に滲み出ています。だから本来、「これは仕事の投稿」「これはプライベートの投稿」と切り分ける必要はないという場合が多いのです。
発信で本当に大切なのは、内容のジャンルではなく、見ている人を意識できているかではないかと思います。愚痴ばかりの投稿、誰かを批判する投稿、承認欲求だけが前に出た投稿。それをご自身が見たいでしょうか。
一方で、その人が大切にしている価値観、日常の中で感じていること、仕事につながる考え方の断片。そうした投稿に触れることで、共感や信頼は静かに積み重なっていくものだと感じています。
発信の軸を整えるために、私が行っていること
私が単発セッションでお話を伺うとき、実は「発信内容」そのものを見ているわけではありません。何を投稿するか、どのSNSを使うか。その前に、「この人は何を大切にしているのか」「どこから判断しているのか」、そこを一緒に整理します。
思考の軸が定まると、発信内容は自然と決まってくるという方がほとんどです。実際、ご相談の場で具体的なポイントをお伝えすると、「それならできそう、やってみます」とその場でアイデアを書き出し始めてくださる方も少なくありません。詰まっていた思考がほどけると、発信は一気に動き出す傾向があります。
継続コースでは、こうした発信の迷いをさらに一歩深いところまで辿ります。「なぜこの判断軸が身についたのか」という、繰り返されるパターンの起点(私はこれを分岐点と呼んでいます)まで戻ることで、発信だけでなく、仕事や日常の判断そのものが整っていくケースを数多く見てきました。
単発セッションが「今の迷い」を整える場だとすれば、継続コースは「その迷いがなぜ繰り返されるのか」を扱う場だと言えます。学んだりコンサルを受けたりしても変わらないと感じる背景については、こちらの記事で詳しく触れています。
発信のたびに立ち止まる前に、問い直してほしいこと
もしあなたが今、発信のたびに立ち止まっているなら、一度こう自分に問うてみてください。「私は、何を基準に投稿を選んでいるだろうか」「その基準は、誰の目線から来ているものだろうか」。
この基準自体がわからない、そもそも自分が何をやりたいのか見えていないと感じる場合は、こちらの記事も参考にしてください。
「何を書けばいいかわからない」のではなく、「どこから判断していいかわからない」だけかもしれません。発信の方向性が定まらず、SNSやブログに手がつかない状態が続いているなら、無理に投稿を増やす必要はないと私は思います。一度、思考を整えるところから始めてみてください。
あなたらしさが伝わる、無理なく続けられる発信の軸。それは発信のテクニックからではなく、思考の整理から生まれるものだと、これまでの対話を通じて実感しています。あなたの状況に合わせて、発信・SNS・WEBの導線まで含めて一緒に整理していくことも可能です。
発信の軸を、単発の判断だけでなく継続的に整えていきたい方には、継続コース(5ヶ月)をご用意しています。継続コースを検討されている方は、まずは無料相談(30分・無料)でご相談ください。
