思考整理のセッションが気になっている。けれど、実際に何をするのかが分からない。
この記事は、そんな個人事業主の方に向けて書いています。
セッションでは、お客様からこんな言葉をいただくことがあります。
- 「占い師みたい」
- 「何も言っていないのに、なぜわかるんですか」
- 「言った通りになりました」
- 「何でそこまでわかるんですか」
けれど、霊視でも占いでもありません。私がしているのは、思考整理です。
考え方の全体ははじめての方へにまとめていますので、ここではセッションの中で実際に何が起きているのかを、ある方とのやり取りをもとにお話しします。
「自分のことは、自分がいちばん分かっている」
自分の事業のことは、自分がいちばん分かっている。学んだことも、もうできている。
だから、うまくいかない理由は、まだ知らないノウハウの中にあるはず。
多くの方が、そう考えています。
自然な考え方だと思います。ただ、自分のことだからこそ見えなくなる部分があるのも、また確かです。
「なぜわかるんですか」と言われるとき、私がしているのは、その見えなくなった部分を外から一緒に見ることです。
見ているのは、まだ言葉になっていないところ
人の話を聞いていると、言葉そのものより先に見えてくるものがあります。
- 状況の流れ
- 思考の偏り
- ご本人がまだ言葉にできていない違和感
- 立ち止まっている、本当の原因
動けない原因は、今のやり方の中にあるとは限りません。多くはもっと前、何を大切にするかがいつの間にか入れ替わってしまった地点にあります。
私は、そこを「分岐点」と呼んでいます。
この見方の土台にあるのは、19年間の金融系システム開発で身についた、物事を構造で捉える力。そして、長年人の話を聞き続けてきた経験です。
その2つが重なったところに、「言っていないのに、なぜわかるんですか」という言葉が生まれているのだと思います。これまでの歩みは、プロフィールにまとめています。
「集客がうまくいかない」と来られた方の話
集客に悩み、お金の面でも困っている方がいらっしゃいました。
お話を伺うと、学んできたノウハウはたくさんあり、それを「これをやればいい」という形で、そのまま実行している状態です。
ただ、そこに心が入っていないように感じました。
意識が向いているのは、いつも「自分がどうするか」。お客様がどう感じているかは、その外に置かれたままです。
早く楽に稼ぎたいという気持ちも見えていましたが、それを責めるつもりはありません。お金に困っているときは、誰でもそう考えるものです。
この方の分岐点は、学んだことを「これをやればいい」と受け取ったところにあったのだと思います。そこで、お客様の目線が抜け落ちてしまったのです。
学んだことが成果につながらない理由は、コンサルや講座を受けても結果が出ないのはなぜ?でも掘り下げています。
「こういうこと、言われていませんか?」
私がお伝えしたのは、目を向けるところと、意識を置くところ。何を大切にしなくてはいけないのか、ただそれだけです。
相手の状況が整理できると、その方のお客様が何を感じているのかも見えてきます。そこで、お客様の言葉を代わりに口にしてみました。
「お客様から、こういうこと言われていませんか?」
返ってきたのは、「その通りです」というひと言。
「この先、こうなっていきますよ」
もうひとつ、お伝えしたことがあります。
「今は、この状態ですよね。このままだと、この先こうなっていきますよ」
その後、状況はお伝えした通りに動いていきました。
未来のことが言えたのは、何かが見えたからではなく、状況を整理したからです。今がどういう状態なのかが整理できれば、この先どう進んでいくかも、おのずと見えてきます。
占いのように映るのは、おそらくこの部分でしょう。けれど、していることはあくまで整理です。
「それは、もうできています」
最初、その方は腑に落ちていない様子でした。お伝えしたことは、自分ではもうできている。そう思っていたからです。
それが、あるときからご自身のやり方に疑問を持つようになりました。
新しいお客様とのやり取りで、セッションでお伝えしたことを実践してみると、すんなり契約まで進んだそうです。それ以来、自信を持てるようになったと聞いています。
言われてみれば、当たり前のこと
お伝えしたことだけを取り出せば、特別なことではありません。
お客様の目線に立つこと。何を大切にするかを見直すこと。どれも、どこかで一度は耳にしたことのある話だと思います。
それでも、その方は最初「もうできている」と感じていました。自分のこととなると、当たり前のことほど見えにくくなるものです。
思考整理のセッションでしているのは、この「自分では見えにくいところ」を一緒に見ること。
答えをお渡しするのではなく、ご本人が気づき、自分で判断できる状態をつくる。それが、私の仕事です。
今日できることは自分を見直すこと
最後に、今日できることを1つだけ。
ご自身のお客様が、あなたのサービスをどう感じているか。自分が伝えたいことではなく、お客様が実際に口にしそうな言葉で書き出してみてください。
書いていて手が止まるところがあれば、そこが見直すところです。発信や集客の側から見直したい方には、何年やっても集客できない理由も参考になると思います。
自分を見直すことは、自分を責めることではなく、見えていなかったところに気づくことです。
同じところで何度も止まっているなら、その起点は、もう少し前にあるのかもしれません。
Continuing Course
繰り返しているパターンがあるなら
同じところで止まる。抜けたと思っても、また戻ってくる。それが何度か続いているとしたら、原因は今の状況ではなく、もっと前にあるかもしれません。
継続コース(5ヶ月)では、その起点となる分岐点まで、一緒に遡っていきます。今すぐでなくても構いません。まずは、どういう時間なのかを見てみてください。
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