「今」目の前のものを本当に見ているか。どんな風に見ているか

こんにちは、事業サポートの寺田真理です。

少し前の話になりますが、1月に清景書道教室を主宰されている、佐藤和恵さんのお稽古に行ってきました。

初春なので、枕草子の一節から

「少し春ある 心地こそすれ」

ある時、藤原公任から「少し春ある心地こそすれ」という下の句を与えられ、作者である、清少納言が上の句を詠みます。

「空寒み花にまがへて散る雪に (少し春ある心地こそすれ)」と上の句を書いて返歌をする。

白氏文集という漢詩の一節を、独自の解釈も入れて返歌をしたので、みんな大絶賛という章になります。

当時は女性が漢文を知っている。というのはとても教養の高い人。ということになるからです。
(自画自賛して嫌な人。というのが紫式部の感想らしいです笑)。

ここでは、そんなことは置いといて笑、

のんびりと仮名を書いておりました。

和恵さんのお教室は、好きなものを書けます。
最初はびっくりして戸惑いました笑。
今は、書いてみたいものに挑戦しています^^。

行けるタイミングで伺っていますが、それでも、少しずつ自分の字が変化しているのがわかります。

お手本を見ているかどうか。
先生の字と自分の字の違うところ。

上手、下手。じゃないところです。

以前は上手、下手にしか意識がいかず、焦っていました。
今は、そこじゃないところ。

お手本に近づけるには、どうしたら良いんだろう。
と考えながら書くようになりました。

そうすると、不思議と自分に集中できるようになります。
お手本をちゃんと見ているようで、見ていないんです。

自分の中でこの字は「こういう字」と作ってしまっているので、目の前のお手本を無意識に無視をして、自分の中のイメージで「字」を書いています。

それが、見ているようで「見ていない」ということになります。

お手本をちゃんと見られるようになると、現実もちゃんと見られるようになります笑。

「こうでしょ」みたいな決めつけで見ないからです。

そして、周りを気にしないので合間に、メジロさんを見る余裕もできます笑。
(拡大して撮っているのでぼやけております)

改めて、人は、どれだけ周りに影響を受けているんだろう。と思ったりもします。

なかなか、自分に集中すること、難しいです・・・。

今回は、自分の名前もお願いしました。
お手本通りになかなかいきません笑。

和恵さんのお教室は、和気藹々と、でも、各々が集中して。という空間が好きです。

久しぶりに書を書いてみたい。写経してみたい。という方、
よろしければご一緒しましょう^^。

そして、和恵さんは、4月に恵比寿弘重ギャラリーさんにて、展示会を開催されます。

色墨で彩られた、レインボー般若心経や右回りの般若心経。
眺めていると、本当に心が落ち着きます。

宗教は、「これを信じたい」という対象があるとしたら、般若心経はそういったものがない宇宙そのもの。
(どんな風に解釈して良いんです笑)

成功者と呼ばれる方々が、般若心経に興味を持つのがなんとなくわかります。

よろしければご覧になりませんか?
入場無料です(カフェで開催するので、ワンドリンクオーダー制です)

私もおりますので、お会いできたら嬉しいです^^。

詳細はこちらから

 

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