「見る」ことの大切さ:清景書道教室 体験DAY レポ

雑記

こんにちは、事業サポートの寺田真理です。

先日、佐藤和恵さんの体験DAYに
参加しました。

今年の夏はがきは、ペンギンです。
毎回、ひつじに見える虎、
食中植物に見える朝顔など、
不器用ながらも筆が導くままに描いていくと、
思わぬ発見がありました。
そして、絶妙なアドバイスと、補筆していただくことで、
自分にもこんな絵が描けるんだと驚きました。

今回のペンギンは目とくちばしの部分を
大事に描きました。

筆の力加減を調整しながら、
少しずつ形になっていく過程が
とても楽しかったです。

絵手紙も、筆の運びは文字を
書く時と同じです。
ようやく少しだけ、
お手本で見せていただいた動きを
真似できるようになりました。

以前は、ただ見ているつもりに
なっていたことに気づかされました。

・視界に入っている
(ぼーとしているので、記憶に残らず、何も考えていない)
・意図して見る(感情が動く)
・理解してみる(行動できる)

「ちゃんと見てる?」
と、日常でも言われることがあると思います。

多分、それは、一番上の状態で
あることが多いように
感じます。

みんな「見て」るんです。
でも、そこに意識がない。

視界に入っているだけ。考えていない。

だから「見てる」
「見てるつもり」になるし、

背景と同化している可能性もあります。

だから「見てない」。
私も最初はきちんと見ている(はずなのに)、

全く見えていない。
ということを何回も知るきっかけになります。

どれだけ、自分の見たいように見て、
自分の思考で物事を見ているのでしょうか。

和恵さんのお教室は、堅苦しくないです。

書きたいものを書かせてもらえます。
楷書の方。草書のかた。
熨斗の文字を書きたい。
と練習される方。

お茶会で俳句を披露するので、
色紙に書きたい。
お客様にご挨拶のハガキを送りたいので、
とペン字を書かれる方。

和恵さんが、一人ずつ、見て回る中、
時々楽しい雑談があり、
でも、気が逸れることもなく
半紙に向かいます。

書道だから、
沈黙の世界でなけれはいけない。
その世界で書かないといけない。
は思い込みかもしれません。

お寺の写経なら、
沈黙も修行の一貫なので、
沈黙の方がいいかもしれません。

でも日常に無音の世界はないですし、
むしろ音に溢れています笑。

様々な音がある中で、
自分にどうやって集中するか。
それも大事だなあ。
静かな環境じゃないと集中できない。
は幻だな。
と最近感じます。

和恵さんの体験DAYは、
年内は10/31で最後です。

ご自宅でもビジターで体験できますので、
是非お試しください。

お稽古の日程などはこちら

画面から離れて、手を動かす。

スマホやパソコンは、
指を動かせば一瞬で文字が生まれます。
筆は、自分の手を動かして、
考えて筆を運ばないと、

紙に墨がどんどん滲みます。

そんな世界を体験するのもまた良いのではないでしょうか。

初心者の方も参加されていますので、
お気軽にご参加ください。

(インスタグラムもされています)

 

寺田真理

寺田真理

事業サポートの寺田真理(てらだまり)です。 やりたい事に集中していただけるよう、日々サポートをしております。

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