「HPを作ったけれど使いにくい」「業者と連絡が取れなくなった」。そんな相談が後を絶ちません。
話を聞くと、こういったケースが非常に多いのです。100万円以上かけて作ったのに、どこに何があるのかわからないサイトになってしまった。使いにくいと別の業者に相談したら「作り直しが必要」と言われ、さらに100万円を支払うことになった。文字や画像を自分で変えられず、数年後には業者と音信不通になった。スマートフォンやタブレットで見ると表示が崩れている。
こうした状況の多くは、制作側が「自分の作りたいサイト」を優先した結果として生まれています。費用をかけたのに使いにくく、自分で修正もできない。サイトを訪れた方は必要な情報にたどり着けず、離脱してしまいます。更新されないサイトはGoogleからの評価も下がり、悪循環が続きます。
「サブスク型」のサービスも万能ではない
初期費用を抑えたいという方に人気なのが、月額制のサイト制作サービスです。月額15,000円程度でHPが持てる手軽さは魅力的ですが、2年縛りなどの契約期間の制約があったり、テンプレートのデザインが限られていたりするケースがほとんどです。
また、独自サーバーを使用しているサービスが多いため、将来的に自分で保守・運営したいと考えた場合、サイトの買い取りやサーバー移行という問題が発生します。買い取り費用は新規制作とほぼ変わらず、サーバー移行には専門知識が必要なため、結果的にトータルコストが膨らむ傾向があります。
Webサイトに本当に必要な3つの条件
これからサイト制作を検討している方に、私が必ずお伝えしていることがあります。高額なフルオリジナルサイトにこだわる必要はありません。大切なのはこの3点です。
基本的には自分で修正ができること。担当者が変わっても対応できること。全てをオリジナルで作らなくてもいい、という柔軟な考え方を持つこと。
信頼できる会社が提供している高品質なテーマ(テンプレート)を活用したサイト制作は、こうした条件を満たしやすく、コストも現実的な範囲に収まります。
「オリジナル」へのこだわりが招くリスク
「HPを作るなら全てデザイナーによるオリジナルで」と考える方は少なくありません。しかしオリジナルであるということは、裏を返せば「作った人にしか分からない部分が多い」ということです。
その方に永続的に保守をお願いできるなら問題ありませんが、現実はそうならないことがほとんどです。デザイン変更の改修費用は新規制作と同水準になることもあり、WordPressのアップデートによってオリジナルサイトに大きな影響が出るケースも少なくありません。
大手企業であればフルオリジナルも選択肢に入りますが、個人事業主の場合は自分でも修正でき、アップデートにも柔軟に対応できる環境の方が、長い目で見てビジネスを安定させます。
最も大切なのは「育てる意思」を持つこと
どんなに優れたサイトを作っても、それだけではビジネスは伸びません。今自分のサイトがどんな状態にあるのかを把握し、自分自身がサイトを「育てる」意思を持ち続けること。それが全ての土台です。
業者に丸投げにして、何が行われているのか理解しようとしない状態では、ビジネスは必ず停滞します。サイトのアップデートを放置した結果、気づかないうちにウイルスに感染してしまったというケースも実際に起きています。
HPが必要かどうか、SNSとの連携はどうするか、導線はどう設計するか。こうしたWeb戦略全体を整理したい方は、まずミニセッションでご相談ください。あなたのビジネスに合った最適な形を一緒に考えていきます。
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