白と黒の世界から色彩の世界へ
寺田真理です。
書の世界は白と黒の世界。
水墨画も墨の色の濃淡で表現します。
それが当たり前の世界。と思っていました。
パリから生まれた色彩の軌跡
佐藤清景さんがパリに出展される時に誕生した、レインボー般若心経。
絵画のような墨色の世界に驚きつつも惹き込まれました。
そこから数々のレインボー般若心経、カラー般若心経が誕生しました。
今春の展示会の時に作品をじっくり眺める機会がありました。
「この色合いは、どこから発想を得るんだろう」
常々感じていた疑問でした。
例えばこちらの、右上のピンクと赤の作品。

わたしの第一印象は「大胆!」でした。
でも、色々お話しを伺う中で和恵さんが小鳥が、お好きなことを知りました。
地球が生み出す色と書の融合
そして、ふと開いたインスタで、この子を発見した時にパズルのピースのようにピタッと一致しました。
(画像はインスタのリールをスクショして使用させていただきました)

作品の色合いは、地球が生み出す色合いと同じなんだ。
と気付きました。
そうやって見ていくと
展示会の空間が南国の鳥や花々が咲き乱れる世界でもあり、
ヨーロッパの高原に咲く可憐な花々でもあり
ベランダに来る鳥や歩いている時に、見かける蝶々と同じ世界でした。
ただ眺める。「レインボー般若心経」展示会で得た心地よさ
ただ、在る世界をそのままを見たら良いんだ、と感じたら
展示会の空間はとても穏やかで心地良い世界でした。
書いてあるものを、どう理解しないといけないか
とか
般若心経だから、このように理解しなければいけない。ということは一切不要だと気付きました。
何も考えずに眺めているだけで良い空間がある。
素敵だと思いませんか?^ ^
こちらはわたしの部屋にある作品です。


黄色の枠は母にと金時いもさんと命名しました。
レインボー般若心経も金時いもさんも
人が手がけるものは、その方の意思が強いと部屋に置いた時にノイズのように自己主張する時があります。
そうなると部屋に置けないです。
疲れます。
でも、清景さんの作品はどこに置いても「自然に」馴染みます。部屋に馴染んで、毎日眺めていても
新鮮な気持ちになります。
眺めていると部屋に穏やかな時間が流れます。
自分に向き合う時間が作れます。
自由が丘で「青の世界」に浸る。佐藤清景「レインボー般若心経」展
そして今回、佐藤清景さんの作品が11月14日から18日まで、「青」をメインに、自由が丘で展示会が開催されます。
この展示会のために生まれた新作を、拝見するのが今からとても楽しみです。
画像で見るより、間近で見た方が全然印象が違います。
色墨の濃淡だけでなく、紙の選び方や筆先の強弱で表現された繊細な書。
細部にまでこだわっていらっしゃるので、是非、直接見て感じていただきたいです。
展示会の場所も毎回違うので、その空間に合わせた作品は一期一会の世界です。
青の世界を感じてみませんか?
【日時】 | 【場所】 | 【入場料】 |
2024年11月14日(木)〜2024年11月18日(月) | STAGE悠 | 無料 |
平日:AM11:00 ~ PM17:30 土日:AM11:00 ~ PM18:00 | 〒152-0035 東京都目黒区自由が丘1丁目23 |
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