「変わりたい」と思っているのに、動けない。
前に進みたい気持ちはあるのに、なぜか足が止まってしまう。
そんなとき、多くの人は
「自分の意志が弱いから」
「過去に何かあったから」
と理由を探そうとします。
けれど、実際に止まっているのは、
感情ではなく 思考の焦点 であることがほとんどです。
この記事では、
「今、どうしたい?」という問いを手がかりに、
変われない状態から抜け出すための
思考の整え方についてお話しします。
過去に思考が引き戻されると、人は動けなくなる
個人セッションの中で、
「以前からこうだったんです」
「昔、こんなことがあって」
と過去の話をされる方は少なくありません。
考え方の癖だったり、
ご両親や身近な環境から受けた影響だったり。
もちろん、過去が今に影響していることはあります。
けれど、それだけでは人は前に進めません。
なぜなら、
思考が過去に固定されたままでは、
「今」の判断ができなくなるからです。
私が必ず聞く質問があります
そういうとき、私は必ずこう伺います。
「今、どうしたいですか?」
過去に何があったか、ではなく。
どんな性格か、でもなく。
「今、この瞬間、どうしたいのか」。
この問いがないままでは、
人はどれだけ考えても、前に進めません。
「今、どうしたい?」は感情を探す質問ではない
ここで、ひとつ大切なことがあります。
「今、どうしたい?」という問いは、
気持ちを探すためのものではありません。
思考の焦点を、
「過去」から「現在」に戻すための問いです。
過去の出来事や後悔に意識が向いたままでは、
どんな選択も「過去基準」になってしまいます。
思考の位置を「今」に戻して、
初めて、次の一手を考えられるようになります。
私自身も、過去に足を取られていました
私自身も以前は、
過去の自分や、周囲の人のせいにして
なかなか前に進めませんでした。
自分を責めたり、落ち込んだり。
けれど、どれだけ考えても、
現実は何も変わらなかった。
そのときに気づいたのは、
「責めるかどうか」ではなく、
思考がどこを向いているかが重要だということでした。
変われないとき、人は「今」を見失っている
進みたいのに進めない。
何もできない自分が嫌になる。
漠然とした不安だけが残る。
そんな状態のときに必要なのは、
自分を奮い立たせることではありません。
「以前からこうだったから」と
性格や過去の出来事のせいにするのでもありません。
今、どうしたいのか。
その一点に、
静かに思考を戻すことです。
出てくる答えがズレていてもいい
「今、どうしたい?」と問いかけると、
的外れに思える答えが出てくることもあります。
でも、それは間違いではありません。
それが 今の自分の正直な立ち位置 だからです。
考えることを通して、
初めて、自分がどこに立っているのかが見えてきます。
そして、その先にしか、
本当に望んでいる未来はありません。
私のセッションで行っていること
私の個人セッションでは、
まず「今」に焦点を当てます。
そのうえで、
必要な場合にだけ「過去」を見ていきます。
順番を間違えないことが、とても大切です。
過去を整理する前に、
まず「今」の位置を確認する。
それが、
私のセッションで最初に行っていることです。
前に進めないと感じている方へ
- 過去の自分を責めてしまう
- 過去の出来事に囚われて動けない
- 「今、どうしたいのか」が分からなくなっている
もし、そう感じているなら。
一度、思考を整える時間を持ってみてください。
あなたの「今」と向き合いながら、一緒に整理していきます。

