お稲荷様に導かれて。豊川稲荷東京別院といなりずし【後編】

こちらの記事の続きです。

豊川稲荷東京別院の三所殿で、ふと目に留まった小さな封筒。何故か心惹かれ、福豆と共にいただきました

中身はお札でした。
立春に貼ることで、厄除けと火除け【鎮防火燭】(ちんぼうかしょくのご利益があるそうです。詳しい貼り方や意味は、貼りかたや意味はこちらの記事を参考にしました。
一番左に書かれた梵字は「サンバラ」。お財布に入れるお守りで、所願成就を願うものです。沈香の奥ゆかしい香りが心地よく感じられました。

穏やかな陽気に誘われて、おみくじを引きました。

結果は「マイペースに着実にやっていきましょう」。今まで通りコツコツとのんびりやっていくのが良いようです。

境内で見つけた絶品!豊川稲荷東京別院 家元屋さんのシンプルで飽きないおいなりさん

最後に境内裏にあった売店へ。
家元屋さんの名物のおいなりさんを買って、帰宅しました。

実を言うと、いなり寿司は、子供の頃はあまり好きではありませんでした。
しかし、大人になってからそり魅力に気づきとても好きになりました。
そのため、いなり寿司で有名なところのものは、つい試さずにはいられません。

家元屋さんのおいなりさんは、まさに大ヒット!笑。
甘く煮られた油揚げと、さっぱりとした酢飯のバランスが絶妙でした。
具材が入っていないシンプルなつくりだからこそ、飽きがこないのかもしれません。
油揚げは、噛むとじゅわっと溢れるほどのジューシーさ。しかし、後を引くようなしつこい甘さはなく、酢飯もべちゃべちゃしていません。またすぐにでも食べたいと思える、そんなおいなりさんでした。

参拝を通して考えた「与える」ということ

今回の参拝中、「お金が欲しい」「成功したい」と一方的に願うのではなく、「自分から何かを提供できることはないか?」と何度か自問しました。
神社仏閣への参拝は、自身の内面を見つめ直す良い機会だと改めて感じました。